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66個の金魚の水槽

だいたいいつも愛が重い。@bocnoko

BFLY 大阪京セラドーム初日

BUMP OF CHICKEN ライブの話

2016-04-09

 

STADIUM TOUR 2016 BFLY
@京セラドーム
 
初日2days行ってきました。ネタバレしかないです。まず初日のこと。
 
 
f:id:moemxx:20160412201344j:image
 
また来ちゃった大阪。京セラドーム。足が羽根のように軽い。お金も羽根のように軽い。2ヶ月ぶりのBUMP。初のスタジアムツアー。
 
 
17時過ぎ、PIXMOBの説明動画が流れる。今回はWILLPOLISのときのサイロバンドから改良されて、シリコン素材のリストバンド。なんだろうこのフォルム。ほぼイカ。スルメ。ほぼホタルイカ
 
開演が迫るとスクリーンに300からカウントダウン。このときのインストの音楽が、GOの爽快さを過ぎらせる。もしくはButterflyのアウトロのアルペジオ感。客電が落ちてフロアも立ち上がる。ラストは3、2、1と声を揃えて叫んで、待ちに待った、BFLY初日、開幕。
 
それと同時に光りだしたイカの煌びやかさに上がる歓声。この日はスタンド上段3塁側。いつもなんだかんだでアリーナ前の方にいたから、これだけ後ろから眺めるライブは初めて。メンバーが登場(見えません)藤原さんギター掲げる(見えません)今日もかっこいい(見えません)あ、こっち見た(幻覚)以下見えないものを見ようとして、心の目発動。
 
 
一曲目はHello,world!。スタンドから見る東市さんの手がける色彩豊かな光の演出は、36,000人というスケールを実感するには十分の華やかさ。"その目が見たから、全ては生まれた"。最後のサビの前に一瞬音がとまる瞬間、ピンク色のレーザーが目の前を過って消えた。音と光りが合わさって、目を開けたら大好きな光景が届いた。
多分初めてのBUMPのライブの人も多い今回のライブ、初日は客席もまだ探り探り。だけど曲の力強さにつられて「僕はここ」と歌う。ちゃんと今のBUMPを引っ張っていってくれる曲。広いスタジアムの中、お互いの位置を確認するように、ギアを合わせていく。
続くパレードも、過剰に煌びやかな光を前に怖じ気付かない。綺麗な光にしか見えていなかったPIXMOBの光が、CDジャケットやMVと同じ世界観で、少し不気味にうごめく。
一呼吸置き、K。通常の照明だけのシンプルな演出。"手紙はすべて受け取った"のところを音程下に変えて歌っていた。
 
 
直:改めましてBUMP OF CHICKENです!
BFLYへようこそ!さっそくだけど皆。ハグさせて。つっても本当にハグすると一ヶ月かかるからエアーハグね。皆両手開いて。隣の人にぶつからないようにね。(エアーハグ)
 
初めてのスタジアムツアーです。言うなればヴァージン。もっと言えば、cherry boy。1 cherry boy。2cherry boy。3cherry boy、4cherry boy。cherry ボボボーイボイエンガールズ♪
僕たち今年の2月11日に20周年を迎えました!僕たちは幼稚園からの同級生で、最初は石蹴りとかして遊んでました。皆帰る方向違うから、中間地点をとって、夕日があの電線にかかったら帰ろって言って。いつしか音楽をするようになって、楽しく続けてたら20周年を迎えることができました。
 
俺もそうなんだけどライブ行くとすぐ終わっちゃうんだ。もっとあそこで声出しとけばよかったなー!ってなるから。練習しよ。まず肩の力抜いて、喉閉めて、「あ"ーーーーー」。のどひらて、「あーーーーー」
 
こんなカッコいいお客さんがいて、こんな素晴らしい会場があるんだから、どうせなら、今まで一番の、最高のライブにしようぜ!!!
 
カルマをはさみファイターが心地よく声と音を響かせる。藤原さんの「新しい曲を演ります」という紹介から始まった宝石になった日。決して明るい曲ではないのに、カルピスウォーターのCM曲に選ばれるほど爽快。「まっすぐ、かけぬけたい」藤原基央の腕の中へ。
 
はい。
七色に光る腕が宝石のようですね。
はい。
 
 
直:一度やってみたかったことがあります。まずアリーナ。アリーナは俺と同じ目線で。スタンド席の皆さん、ウェーブをお願いしていいですか。ライブとかじゃなくて、ただ俺が見たいなけなんだけどね!笑
2階と3階お互い見える?見えないよね?そこはなんかまぁ、ここでしょ(胸をトントンして気持ちでな!ってアピール)。スタンド席の皆一度座りましょうか。俺はムービーを用意します。やっぱりiPhoneの方がいいな。やっぱiPhoneだわ。
 
アリーナを取り囲むようにウェーブをして、スタジアム感を実感。
 
藤:Butterflies聴いてくれた人!
藤:その中から何曲か聴いてください。
 
流星群。予想はしていたけど見事なライブ映え。誰がなんと言おうとこのバンドの最大の武器はこの人の声。楽器も、照明も、この人の声を最大限響かせるために、完璧に機能していた。スクリーンには白色の光、36,000人の腕にも白色の光。ステージと客席というよりも、全部、ステージまでもが彼の歌に溶けて混ざり合うようだった。これが野外の日産ではどう響くんだろう。楽しみだな。
 
打って変わって大我慢大会はポップにハンドクラップ。まだ慣れないながらの藤原さんと客席との探り探りの掛け合いも、とてもピースフル。「この手で〜」メロディ変えてた。「大声出すのは誰だ?!」こういうブルース調の曲は彼らの強みだな。
 
藤:歌詞とか全然間違えてないしっ!
直:コードとか全然間違えてないしっ!
 
うんうん(^ν^)
藤原基央(^ν^)
うんうん(^ν^)
 
そして前回のツアーでも定番だったステージ移動タイム。アリーナ後方にステージが登場し、メンバーが移動。恥ずかし島。
 
 
1曲目は引き続きButterfliesから、孤独の合唱。シンプルな構成で奏でられるギターのアンサンブルが軽快で心が躍る。”その手を上げてみせて”でステージに向かって皆一斉に手を振る様が幸福感に包まれる。おーおおっおー!の客席の声も段々と大きくなり、腕も上がり始める。
 
直:改めまして、自己紹介します!
まず、金髪、グッズ制作部、賑やかし担当、白豚に似ている、BUMP OF CHICKENベースの直井良文です!
続きまして、作詞作曲、ボーカルギター、トマト大好き、サラダ十勇士藤原基央!!
藤原くん一言お願いします。
藤:久しぶりに大阪でライヴができて、楽しくやらしてもらってます!
 
直:ギター担当、外になってる木の実とか全部食べちゃう、BUMP OF CHICKENトムソーヤ。増川弘明! 
 
増:リハが始まった時、最初は不安もあったんだけど、やってるうちに『早く、早くやりたいな』って思い始めて……そして、ようやく今日できました。本当にありがとう!
 
直:続きまして、ポケモンで言えばピカチュウ妖怪ウォッチで言えばじばニャン、サンリオで言えばキティちゃん。世界のかわいいを一身に背負う、升秀夫!!
私:(全部日系やん...)
直:秀ちゃんは、なんでか分からないけどライブでは絶対しゃべりません!なので藤原くん代わりに聞いてもらっていいですか。
 
藤原さん升さんのもとへ。
 
藤: 「すごく良くなってきてる」って笑
 
 
ダンデライオン。メインステージのパワフルで豪快な雰囲気とはうってかわり、アットホームであたたかい。
 
ちなみにディアマンとほんとのほんとはいつになったら聴けるのだ。そろそろ私暴動起こすぞ。平成の大飢饉レベルに飢えているぞ。パナマ文書は公開されるし選挙はトランプが勝つぞ。
 
 
ステージを降りてメインステージへ戻るメンバーを待つ間、メインスクリーンの映像とGOのイントロのような、インスト曲。そのままメンバーが登場し、ここでButterfliesリードトラックのGO。銀テープが降って来た(とれません)圧倒的人ごと。
あとで優しいアリーナの方々がテープもコンフェも恵んでくれました。圧倒的優しさ。ありがたやありがたや。
 
そして最近頻繁に演奏されますね、人気曲、車輪の唄。バックの夕日なのかな、朝日なのかな。そんなオレンジ色の映像が、徐々に明るくなる。
 
藤:もう半分以上終わってしまいました。というか、ほぼほぼ佳境です。俺だってやだよ?やですねぇ。
 
 藤:次の曲結構久しぶりにやります。いや久しぶりって言っても、1年くらいか。
 
 
そういう言葉言ったならキャッチボールとか!!ドームだから野球関連の曲を、っていう洒落くせえことしてくれてもいいのよ!!あとarrows聴きたい。
supernova前回の大阪でやってるからな!!ていうかめっちゃやってるからな!自分を潤滑油に例える就活生くらい多いからな!!ランラーララーラへいへいへーい。
 
その後もray、虹を待つ人と今のBUMPを位置づけてきたパワフルな潤滑油が続きべったべたの私たち。 パワフルな潤滑油ってやばいな。私は周囲を巻き込むリーダーシップと協調性と粘り強さがあります!って。欲張りか。欲張り過ぎてどんな人だかよく分かんないかよ。いや私には分かる。そんなスーパーマンみたいな音楽は存在するのだ。なぜならBUMP OF CHICKENだから。オーケーオーライ。
 
 
「最後の曲聴いてください、Butterfly」と藤原さんが挟み本編最後へ。
 
あまりにも綺麗だった。
"光らなくなった靴の光"でPIXMOBが灯りを消した。音と光の緩急に揺さぶられた。
この日、開放感溢れて光と一緒に飛んでいくButterflyという曲は、これでもかというくらい、このバンドの現在地を記していた。私は絶対にギターで素朴なリフを弾いているBUMPが好きだし、電子音が好きなら勝手にaviciiでも聴くし。イビサでパリピするし。
それでも今一番励まされるのはこの曲なんだよな。
 
誰かに疑念を抱かせるかもしれない、誰かを落胆させるかもしれない、批難されるかもしれない。そんなことはとっくに分かっていて、それでも彼らが選んだ世界が、あまりにも煌びやかな光景として私の目の前にあって、泣いた。控え目に言って嗚咽った。もっと言うとコンタクトずれた。 ちなみにマツゲはすでに全部取れてる。早く植えにいかなきゃ。
 
 
メンバーがはけてアンコールを求めるもこの日は全く揃わず。スタジアム難しいよね。
 
 
アンコールは天体観測。後ろの映像付きだからツアーアンコール固定ですね。テープが舞って火花が上がる。
 
藤:こういうのは一期一会だと思うので言います。これからも、音楽を続けていきます。君の人生のどこかで、よかったら聴いてやってください。
外はまだ寒いからあったかくして帰ってね。僕も帰って寝ます。ばいばい、おやすみ、またね。
 
一曲で終わってさっとはけて終わってしまった。ホームシック衛星初日を思い出すこのあっさり感!!ガラスのブルースないこの感じ!!
今日がBUMP初めてらしい周りの方も、え、終わり?と騒ついていた。曲数は仕方ないにしてももう少し上手くやれたんじゃないかとは正直思う。新しいファンを獲得したいと、そういう方向に舵を切ったのならなおさら。それだけスタジアムツアーって難しいんだなって。
 
だけど、まだまだ課題は多くても、今回のライブすごく純粋に楽しめたんだ。消化不良だったしセットリストは既視感炸裂だったにも関わらず。それは最新のアルバムの曲がこの上なく輝いてたから。いつもなんだかんだで過去の曲に聴き入ってしまうことが多いのだけど、この日はButterfliesの曲が一番輝いてた。今のBUMPにとって、すこし背伸びしているようで、だけど本当は等身大の曲達。このアルバムの曲の推進力は、そのくらい頼もしかった。
 
前のツアーでは過剰な光に気持ちが追いつけなくて、寂しくてしょうがなかったこともあったけど、この日、A quick oneも鳴らない、ガラスのブルースも鳴らない、華美な統制された光の中、あ、もう大丈夫だ、って思えた。ポジティブではないけど、楽しみではある。日産ファイナル、更にこの倍の人数でのライブまでにどれだけ進化しているかな。
眩しすぎて伸びる影も大きいけれど、決断するミュージャンたちの姿はかっこいい。
 
 
 
次回、
 
 ▼セトリ
1.Hello,world!
2.パレード
3.K
4.カルマ
5.ファイター
6.宝石になった日
7.流星群
8.大我慢大会
9.孤独の合唱
11.GO
12.車輪の唄
13.supernova
14.ray
15.虹を待つ人
16.Butterfly