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66個の金魚の水槽

好きな音楽と映画と場所のことをダラっと書いています。

ポルトワインに酔う《ポルトガル行ってきたよ①》

海の見える街が好きだ、とつくづく思う。湘南生まれ湘南育ち、そんな生粋の海街女子ではないけれど、風に戸惑う弱気な僕は島組日本の性でしょうか。はたまた魔女の宅急便に感化され過ぎなのでしょうか。

どっちでもいいけれど、西に大西洋を臨むユーラシア大陸の端っこ、ポルトガルへ行ってきました。

 

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ポルトガルと言えば、言えば…。

鉄砲伝来。

クリスティアーノ・ロナウドルイス・フィーゴ

それからそれから…。かすてら!てんぷら!

 

世界史はオクタウィアヌスアウグストゥスとかあの辺で速攻白目剥いて脱落した私の前知識はそんなもの。だけどいつかどこかの国でおばちゃんに言われた「スペインの雰囲気が好きならポルトガル絶対気に入るわよ!」という言葉が数年頭の中をリフレインし続けた。

本当は7月にアゲダの傘のお祭りに行きたかったのだけど、会社勤めのOLが7月に連休とれるわけなかろーーー!!というわけで妥協に妥協を重ね、アゲダは今度の機会ということで、ひとまずポルト&リスボンへ。

 

お隣スペインほどの華やかさはないけれど、ゆったりと流れる空気の魅力がぎゅっと詰まった海辺の街。お隣が情熱の国ならば、この国は「哀愁」の国なんですって。

ポルトガル語サウダージ

ポルノグラフィティしか頭に浮かばなかった人。私です。その日までサヨナラ恋心よ。大体あんな感じ。乗っけから切なさMAX。ポルトガルポルノグラフィティってちょっと字面似てる。 

 

 

そんなわけでポルト編!

ポルトガル北部の第二の都市。 

ワイン片手に大西洋へ注ぐドウロ川を臨む街。

出発、サンベント駅

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まず降り立つは、ポルトの街の玄関口。サンベント駅。壁一面にアズレージョと呼ばれる伝統的な青色のタイルが貼られる。2万枚のタイルでポルトガルの歴史を描かれる。東京新宿渋谷などのマンモスステーションに比べれば本当にこじんまりした小さな駅だけど、駅構内とは思えないほどきれい。
 
 

街中で踊る人たち

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ホテルに荷物を置きにいくと、前の広場で音楽が流れ人垣が。まだ太陽も高い日中で、男女何組もがゆらゆらと躍っている。伸び伸び音楽が溶け込む街。
 

恒例マクドナルド

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変わらない味と分かっていても、何故か1度は味を確認してしまう。目の前は市庁舎が建つリベルダーデ広場。鷹の像が迎える入口に、中にはシャンデリアでゴージャス。味はジャンク。i'm lovin'it.
 

ボリャオン市場で何も買わない

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地元のマーケットは絶対に立ち寄りたい。二階建て、回廊型のボリャオン市場(Mercado do Bolhã)。朝一で行ったらまだお店やってなかった。待ちぼうけのぼくら観光客。野菜!おいしそう!野菜!フルーツ!

 

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鳥使いの親子ちゃん。
 

世界一美しい本屋さん、

レロ・イ・イルマオン書店

世界一美しい本屋の一つと言われる本屋さんが、ヨーロッパの端っこのこの街にひっそりとあります。レロ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello & Irmão)。

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生憎改装工事中。外観はド派手に覆われておりました。書籍を買わなくても入場料が取られます。外にチケット販売所。側に売店もあるのでオレンジジュース買って並ぶ。スペイン語ポルトガル語は方言程度の違いしかないだろう、と、覚えたてのスペイン語でドヤ顔で注文。
 
スモ・デ・ナランハ・ポルファボール!!
おばちゃん「ス-コ・ジ・ラランジャ?」
 
伝わったー!伝わったけどポルトガル語スペイン語ってやっぱり少し違うのね。普通にポルトガル来て隣国の言葉で話してくるの相当ウザいだろうので、覚えたてスペイン語披露は早々に幕を閉じます。

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中に入ると「天国の階段」と呼ばれる特徴的な螺旋階段が中央に構え、その周りを書籍が取り囲む。ハリーポッターの作者、J.Kローリングも気に入っていたという本屋さん。そこはかとなくハリーポッター感漂う。
前情報では、屋内写真撮影禁止と聞いていましたが、皆パシャパシャ撮っておりました。店員さんも注意することなく。ルール変わったのかしら。改装中鉄格子たちを入れないように頑張る。

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 図書館」ではなく「本屋」なのが良い。いつかは誰かの手に渡っていく正真正銘の売り物が並ぶ。だけどずっとここにあったような、これからもここにあるような、この売り場に馴染んだ本ばかり。観光地なので落ち着いて本を吟味というには少々人が多過ぎますが、こんな本屋さんでゆっくりと休日を過ごせたら幸せ。
 

老舗カフェMajestic Cafeで一息

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高級ブティックの並ぶサンタ・カタリーナ通り(Rua de Santa Catarina)。その一角に1921年創業のポルトの歴史の重厚感すら漂う老舗カフェ。ポルトガル映画の巨匠のマノエル・ド・オリヴィエラ監督の「我が幼少時代のポルト」で登場するのがここなんですって。

現代だと、またまたJ.Kローリングもポルトで英語教師をしていた頃、このカフェに通っていたそう。

 

ドウロ川とドン・ルイス一世橋

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一通りこちら側をブラついたら、対岸へ向かう。ただでさえまったりとしたポルトの空気がまたさらに一段階穏やかになる。時間があればドウロ川クルーズもしたかったな。

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 ドウロ川を向こう岸へと渡すドン・ルイス一世橋。2層構造の橋。下段は自動車道路と歩道。上段は列車線路と歩道。上層から歩き見下ろす景色は高所恐怖症の人にはこわいかも。あまり心強い柵がない。私は高いところ大好きな猿なのでルンルンで渡り身を乗り出す。気持ちいいーーー!!
 
 

ポートワインツアーで試飲!試飲!

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ポートワインの産地として有名なポルト。川の向こう岸はポートワインのお店がたくさん。観光客用のポートワインツアーもあります。今回は中でも有名なサンデマンという会社の見学ツアーへ。
閉館ギリギリ17時頃に到着すると、もう英語のツアーは満席だと言われ、しぶしぶフランス語ツアーへ。ぼんじゅーる!じゃびっとあとーきょー!何言ってるか分かんないけど皆笑ってるから笑っとこう。
試飲したワインはとても甘口でフルーティー。日頃サングリアばかりのお子様味覚な私でも美味しく飲めました。外に出るとおじ様がバイオリンを弾いておりました。おおう、哀愁。

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リベイラ地区で音楽に浸る

川を渡りドウロ川沿いのベンチに腰掛ける。ストリートミュージシャンが弾くギターに耳を寄せる。ぼーっと過ごす。
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 Bob Marleyのno wowan no cryを歌う方に何度か遭遇。流行ってるのかしら。
 
 

ポルトガル料理めちゃウマ

そのままリベイラ地区に並ぶレストランへ。オープンカフェになっているので、外でドウロ川を眺めながら。5月でも日が落ちて完全に暗くなるのが21時頃。まだ明るい夕日が沈むの中での食事。
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情緒のない系女子なので、旅先で食事が合わないとすぐに(日本人経営の)日本料理屋に行ってしまう。2日連続でうどん食べに行くという邪道を真顔でこなす。麺つゆ最高!soy sauceをくれ。
挙げ句の果てには日本から持ってきた柿ピー取り出して「今日のご飯これでよくない?」とか言い出す始末。どこの国での話かはみなまで言うまい。
 
だけどポルトガルはご飯とてもおいしい。海に面する国なので、日本と同じように海鮮類が新鮮で味付けも日本人好み。魚介のだしが効いてる。タラの消費世界一なんですって!きちんと調理方法や味付けもバリエーションがある。
やっぱりね、「ダシをとる」という概念のある国でないと暮らせないわ我らニッポン人。ビバ出汁。出してこ出汁。
 
お陰様で日本料理屋を探すことはなかった。やっぱり世の中シーフードである。カップヌードルだってなんだかんだでシーフードが一番美味い。
 
 

ポルト本当にまったりできる。

割愛したけれどポルトには教会等の名所ももちろん沢山あり、2日間ちょっとの滞在で一通り観て回れた。サンベント駅から半径1km程度に色んな魅力の詰まったこじんまりとした街。あれ観なきゃここ行かなきゃ!とメトロを乗り回してあっちこっちしなくて済むので、マイペースにぶらぶらと。
世界遺産登録された歴史地区の街並みを楽しみながらゆっくりと坂道を登る。

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リスボンにも負けず劣らず坂道の街なので、歩きやすい靴必須。ヘトヘトになります。そりゃキキも歩かずに箒乗りますよね。
地元の方々も優しくて親切で、少し日本に似ているような。
 
ではでは、明日は電車に乗って首都リスボンへ!