66個の金魚の水槽

好きな音楽と映画と場所のことをダラっと書いています。

Atlantic Oceanを臨む《ポルトガル行ってきたよ②》

ポルトから電車に乗って3時間。リスボンに到着。活気もありつつ、あくせくしないゆったりとした空気はそのまま残る。

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 「七つの丘の街」そう呼ばれるヨーロッパで最も西に位置する首都。

 

「日の当たる坂道を自転車でかけ登る〜♪」

そんな悠長な坂じゃないってば

 

「お前を乗せて坂道登るって決めたんだ!」

もう聖司おまえうるさいよ!

 

急勾配息切れ不可避。その分生活するための交通手段は充実。トラムとバスとケーブルカーと、縦横無尽に行き交う色とりどりの乗り物が可愛い。

 

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目指すはユーラシア大陸最西端ロカ岬

明日は雨予報。快晴のうちにロカ岬へ行きたい!ということで、リスボン着くなりロカ岬を目指す。リスボン駅電車から一緒だった行きずりのポルトガル人のおっちゃんが案内してくれると。

やばいか...?後で高額請求されるか...?

いや、まだ明るいし、いい人そうだし、乗換えとか面倒だし教えてもらおー!というラテン系思考に陥り、僕らとともに片道1時間半かけてロカ岬withおっちゃん。

ロカ岬へはシントラorカスカイスまで電車、そこからバスに乗り換えて1時間半程度の道のり。

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カスカイスに到着。カスカイスは潮の匂いのするビーチリゾート。30度以上の暑さで、5月にも関わらずもう海開き。海パン姿の若者が電車に大勢。ハワイかバリにでも来たようなトロピカルな雰囲気で、おおはしゃぎ。

ここからバスに乗り換えて20分。しかしおっちゃん、ロカ岬に行くのは25年ぶりくらい、前回は車だったそうで、電車とバスの行き方に戸惑う。

だけど、乗換方法なんかよりも、道中

「あれはビワだよ!」とか、

「ここがテージョ川と大西洋の境界線だよ!」とか、

色々なことを必死に教えてくれるおっちゃんの優しさが嬉しい。

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そしてそして、ついたーーーー!ロカ岬。すこぶる快晴。海から運ばれる潮風が気持ちいい。

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北緯38度47分、西経9度30分。バックパッカーとか、陸路でここまでたどり着いた人には一つの目的地でもあるのではないでしょうか。最果ての地。うっかり空路でビュビュンと辿り着いてしまった。だいぶショートカット気味。

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「ここに地が果て、海はじまる」

そう一節を表したのはポルトガルの詩人、ルイス・デ・カモンイス。おっちゃんが、「この人は日本で言う紫式部のような有名な詩人だよ。」と教えてくれる。

かつてコロンブスがアメリカ大陸を「発見」した。高校生の頃この「発見」という表現について、世界史の授業で議論したな。こうして観てみると、この先にあんなに大きな大陸があるなんて想像出来ないのも無理ない気がしてくる。

東の端の日出ずる国からやってきて、46億人が暮らす大陸の誰よりも西で、大西洋を眺める。真っ直ぐ、この先はニューヨーク。

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切り立った丘の上に咲く最西端の花。有り得ない体勢で写真をとる絶壁カメラマンこと私。まだまだ海の藻屑にはなりません。案内所で最西端到達証明書を買って帰る。

 

リスボンに戻るとおっちゃんは「また何か困ったことあったら飛んでいくよ!enjoy!」とアドレスと電話番号を書いた紙切れ渡して去って行きました。ただの親切なおっちゃんである。


あとでメールでお礼をしたら「今は上海にいるよ!」とのこと。元気だなぁ。

 

見上げるサンジョルジェ城の高さに絶望

まだまだ日の入までは時間があるから行けるところまで行こう!まだまだ数キロ程度だったら歩ける余裕。そう思っていました。

駅を降りてロシオ広場に出ると、ラピュタのようにそびえる城。あれじゃん。絶対あれじゃんサンジョルジェ城。目の前じゃん。でもどうやってたどり着くのあそこ…。勾配45度くらいあるんじゃないか(ありません)

そりゃここに城建てるよな。何の城だか知らないけど。攻めにくいもん。敵軍兵士ヘトヘトになるわ。むしろ行儀よくトラムで攻めに行くわ。

速攻で絶望し、バスでの行き方を教えてもらう。狭い急勾配をうねうね登ってあっという間にサンジョルジェ城へ。オレンジ色の屋根と大西洋に沈む夕日のオレンジが焼付く。

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これはここに城つくるの納得(2回目)。防御しやすい。高台からゴメンナサイね、なんでも見える。下手にそのへんの路地で密会とか怪しい取引とかできないな。壁に耳ありサンジョルジェに目ありだわ。

街中エレベーター

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100年以上前に作られた国民の足、サンタ・ジュスタのエレベーター。低地のバイシャ地区から高地シアード地区を結ぶ。15分ほど並んで、乗り込む。れっきとした交通機関なので、リスボンカード(リスボンの観光用乗り放題カード)で乗れる。木造の機内に乗り込む時間はほんの一瞬だけど、リスボンならではの交通の便にウキウキ。

 

ガレット通りでまたあの曲が

エレベーターで登りきったらリスボン一の繁華街通り、ガレット通りへ。一息つきにリスボンで1番の老舗カッフェと噂のア・ブラジレイラへ。アーモンドカップケーキを食べました。甘さ控えめ優しい味です。お腹いっぱい。やばい今からお昼だ…。無計画エブリデイ。
目の前で始まるストリートミュージシャンの演奏はまたしてもBob Marley。なぜ!なぜなの!

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後から思い返して旅のテーソングで絶対に思い出すだろうな。この曲聴いたらずっとポルトガルを思い浮かべるんだろうな。

 

憧れのケーブルカー

リスボンといったら、思い浮かべるのは黄色いケーブルカー。実物は車体への落書きがすごいけど、それもそれで味がある。リスボンには3箇所ケーブルカーが動いていて、絵葉書とかでよく見るのはビカのケーブルカー。レトロな民家のすぐの横を行き来。
かっわいい!リスボンだー!!これぞリスボンだーー!!観光客しか乗ってないーーー!!笑
 

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食事迷ったらここでいいと思う。

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リニューアルされたばかりの真新しいリベイラ市場。フードコートが併設されて、40店舗以上。お手軽なファストフードから、手の込んだ料理まで、新鮮な食材を使ったポルトガル料理がだいたい何でも食べられる。雑誌のTimeOutと提携してるんですって。

ランチでタラのフライとライスを食べる。うまー!タラうまさすが消費量世界一。さすがの漁獲高。

せっかくの旅行だしポルトガル料理食べたい。でもお店悩みまくって時間ばかり過ぎていく...そしたらとりあえずここでご飯食べればいいと思います。夜中までやってるし。美味しいごはん選び放題。

 

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街で見かけたボーイズ&ガールズのおさんぽ。お揃いの制服とお揃いの帽子可愛すぎやありませんか。きっと坂道を登りなれた足腰キン肉マンに育っていくのでしょう。

 

さてさて

古い街並みの残るアルファマ地区を散策して、歴史的遺産の並ぶBelém地区へ。