66個の金魚の水槽

好きな音楽と映画と場所のことをダラっと書いています。

『世界一キライなあなたに』映画のクライマックスでエド・シーランを流すな。

「世界一キライなあなたに」観てきた。

エド・シーランの大盤振る舞い。

ちょっとネタバレ。

 


映画『世界一キライなあなたに』予告篇【HD】2016年10月1日公開

あらすじ

性格は前向きなだが、夢にチャレンジすることに躊躇し、仕事を転々としながら、なんとなく毎日を過ごしているルー。彼女の働いていたカフェが閉店してしまい、職を失ったルーは半年限定で介護の仕事に就く。ルーが担当することになったのは、快活でスポーツ好きだったが、バイクの事故で車椅子生活を送ることとなった青年実業家のウィルだった。当初、ウィルはルーに冷たく当たるが、ルーの明るさがウィルの心を溶かし、やがて2人は互いに最愛の存在となっていく。

 

感想

1リットルの涙レミオロメンの粉雪が流れるように、

あるいはハナミズキ一青窈ハナミズキが流れるように。

盛り上がってくるシーンでここぞとばかりに流れるエド・シーラン。

 

トーリー云々じゃなくて曲が涙腺誘ってくるあれ。

力技の涙腺崩壊。まんまと引っかかってやりました。

これ「きっと星のせいじゃない」でやられたのと同じパターンじゃないか。

 

まずウィルの元カノと親友の結婚式のシーン。車椅子に座るウィルの上に腰掛け踊り、そのまま二人で会場を抜け出す。徐々に溶けていった二人の想いが、完璧に通じあった瞬間。

 

二人の屈託のない笑顔。

流れるThinking out loud。

 


Ed Sheeran - Thinking Out Loud [Official Video]

 

もう二人周り見えてないもの。相手しか見えてないもの。走り出した恋が止まらないもの。MVを思い出して、「あぁこの二人がせめて夢の中では、この二人みたいに力強く踊れたらいい。」とかなんとか思っちゃうわけだ。それでも二人は幸せそうだ。きっと見えてる景色はこのMVみたいに二人の世界だ。うん。泣ける。

 

そんでもう一曲。photograph。

 


Ed Sheeran - Photograph (Official Music Video)

 

いやもうこれMVだけで既に20デシリットルくらい泣いてるからな。幼少期のエド・シーラン可愛すぎ。愛されて、愛して、大人になって、夢を叶えたり叶えなかったりして、きっと親より後に死ぬ。それが幸せなんだと思う。

 

決意の変わらないウィルと、変えられると信じて行動するルーと、とにかく穏やかに愛することしかできない両親と、もう、もーーーう!!それっぽいシーンでエド・シーランが流れすのやめてくれ。

 

感動的なシーンで感動的な音楽が流れると、あまりにも簡単に涙って出てしまう。でもたまに涙に感情が追いつかなくて、妙な気分になる。映画ってそういうものだけれど。「さぁ!泣け!ここだ!」みたいなのにまんまとハマりやすいから苦手。

 

障害や尊厳死を描く社会派ドラマとして観れば描き方が少し一元的すぎるし、「大きな世界へ踏み出せ」という人生賛歌として観ると主人公の夢や目標に対する熱量や向かう先も明確に分からなくて消化不良。

 

だけどラブストーリーとして観ると、繊細に二人の心を動きを追っていて、それなりに完成度は高かったのかな。エミリア・クラークの表情とファッションはカラフルで可愛いし、サム・クラフリンの整いすぎたお姿に映像的には大満足。本来出会うはずでなかった社会的階層の異なる二人のラブストーリーは王道で安心して見ていられる。

うーん。でもなんか正直あんまり。

 

誰かを外の世界に連れ出して、

世界を拡げてもらっていたのは自分の方だった。

 

というメッセージは分かるんだけど。なんかハッとすることがなかったなぁ。

 

 

この曲も劇中で流れる。

The 1975最高だ。好きだ。ラブい。

 


The 1975 - The Sound

 

 

世界一キライなあなたに - オリジナル・サウンドトラック

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  • アーティスト: サントラ,イマジン・ドラゴンズ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/09/30
  • メディア: CD
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