66個の金魚の水槽

好きな音楽と映画と場所のことをダラっと書いています。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ニュート・スキャマンダー愛がとまらない。

ハリーポッターシリーズの70年前、1920年代のNY。時代と舞台を新たにした魔法の世界新作映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」観て参った。

というか既に2回観た。

最高のファンタジー映画だった。

 

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あらすじ 

舞台は「ハリーポッター」シリーズの約70年前1926年のアメリカ・ニューヨーク。

ニュートは、魔法界きっての“魔法動物学者”。ハリーたちがホグワーツ魔法魔術学校の授業で使用していた教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した人物。
人間といるよりも動物たちに囲まれているほうが落ち着ける性格で、世界中を旅する中で発見した魔法動物を記録したり、捕獲したりしているキャラクターとして描かれる。

そんなニュートが持っているスーツケースは、魔法のアイテム。時に危険な魔法動物たちを目いっぱい詰め込んでおり、スイッチを入れると中身が魔法使いにしか見えなくなる仕組みだという。

スーツケースに入れていた魔法動物が逃げ出したことをきっかけに、ニュートは米国魔法省と衝突し、追われる立場になってしまい、さらには魔法界の壊滅を狙う謎の組織も現れ、窮地に陥る。

 


映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』予告編【HD】2016年11月23日公開

 

ハリーポッターと一緒に育った真ん中世代なもんで、ハリーポッター大好きなのです。ワーナーブラザーズのスタジオツアー行ったくらい。ダイアゴン横丁とか、ホグワーツ城とか、胸を弾ませたものです。本作は時代も舞台も変わって、人間世界であのワクワクは再現できるのかしら。なんて、

 

大丈夫でした。

なんならハリーポッターよりもハマっている。

 

ハリーポッターシリーズを知っている人も知らない人も、誰でも楽しめるつくり。映像は大迫力だし、現実に即した時代背景も面白い。英国と米国の魔法界事情の違いも楽しめる。女性陣は愛嬌があって可愛いし、魔法動物(特にニフラー)はキュートだし、エズラくんの寂しげで猟奇的な目はゾクゾクする。

 

 

なにより主人公、ニュート・スキャマンダーが魅力的。

 

 

愛がとまらないのです。

まずエディ・レッドメイン

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演じるのは、英国俳優きっての貴公子さま、エディ・レッドメイン。漂う気品。ああ私もケンブリッジ大学エディンバラ大学という距離感で友人関係を育くませていただきたかった。

レ・ミゼラブル」でその端正な顔立ちと美声で世の女性を騒つかせ、

博士と彼女のセオリー」でオスカーを受賞し、

リリーのすべて」ではまた難しい役どころに挑み、

名実ともに今若手俳優トップの人気と実力と功績をお持ちでおられる。

 

「完全感覚貴公子様!が・僕・の・名・さ!!」って感じ。ひれ伏したい。

 

クラシカルな役が多くて最近あまり現代軸の映画でみかけませんが、イエロー・ハンカチーフ(イラつく)とか、HICK(サイコ野郎)とか、現代の若者役もね、よきよね。

 

あれ。変な奴しかいない。そろそろ現代の好青年役をやってくれ。

 

青いコートと茶色のベストとマスタード色のマフラーが素敵

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深く燻んだ青色のコート。ブラウンのベストに、マスタード色のマフラー。

おしゃれかよ...。

ブリティッシュで気品に溢れるアンティーク感と洗練された色使い。

こんな!こんな冴えない系魔法使いなのに!ずるい...。そりゃVOGUE USデビューするわスキャマンダーさん。

 

当初は魔法使いらしく、黒色のコートだったようですが。色々な色に染めてやっとこの色に落ち着いたのだそう。”ペトロールブルー”という色だそうで、エディ・レッドメインの気品のある顔立ちと、ヘーゼル(グリーンかな)の瞳に映える。

 

しかも、普段この蝶ネクタイ緩めてるの。かしこまったシーンのときだけ、わざわざきちんと結び直しているのです。むり。かわいい。罪。

 

飛び込みたい。魔法の世界が拡がるスーツケースの中ではなく、青色のコートの中に。飛び込んだらぎこちなく抱きしめてくれニュート・スキャマンダー。

 

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学者系男子

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そんな笑顔、今まで一度だって、私に見せてくれたことがあっただろうか。いやない。

 

人間よりも魔法動物たちといる方が自然なスキャマンダー先生。瞳がキラキラ。好きなことに熱中している様はいつになっても少年。34歳には見えないぞ。ああでも、年相応の目尻のシワは大好きです。

トランクに拡がる世界に匿っている動物たちにこれまでかというほど優しい、理解を示し、友であろうとする。河原で雨の中捨てられた子猫に傘を差し出す不良少年というシチュエーションがあるように、動物に優しくできる人に悪い人はいないのです。ニュートの杖は魔法動物を愛する彼らしく、動物素材を一切使っていない設定なんだそう。

見識高く、造形の深い人って素敵。

 

というかピケット!いつもいつもニュートくんの胸ポケットにチラチラして。全女子を代表して敢えて言いたい、そのポジション代わって。

 

 

壊滅的な危機管理能力

あれだけ魔法動物に好き勝手脱出されるトランクを、よくもまぁ対策なしに異国に持ち込んだものだと。

物語冒頭、大切なトランクが別のものと入れ替わっていても気づかない。あげく魔法動物を逃しているのに、ティナの「まさか、空いてたの?」の質問にエディスマイルで「ちょっとだけ」って。

お前さんよー!今までその困り笑顔で大抵のこと許されてきたやろー!許すよー!

 

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魔法動物確保に挑む中でジェイコブになけなしの防具授けるあたり笑う。

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もうしょうがないなぁニュートったら。って、きっと世の女性は母性本能をくすぐられるのです。すぐ泣くし、ニュート・スキャマンダー。あざとい。

 

なんやかんや勇敢で強い

危機を感じているのかいないのかすら、掴みどころがないけれど、そのせいか良くも悪くも彼はいつだって冷静。でもエリートで強いので、結果なんとかしてくれる。(そもそも自分で撒いた種も多いけど)

 

容疑で政府に追われることになっても、必要以上に取り乱さず、処刑台を目の前にしても焦らず、騒がず。淡々ピケットに自分の手錠外させて、魔法動物駆使してティナを救うあたり、アツい。"jump! i'll catch you"ってさ!ニュートがさ!まじか。抱きしめて。きっと飛び込んだ彼からは、雄大な自然や動物たちの無骨な香りに混ざって、ほのかにアールグレイの香りがするのです。きっとそうです。(落ち着いてください)

 

物語終盤、クライマックス。街があれだけ破壊されていても、声色や表情に少しの焦りも恐怖も見せず「僕にもしものことがったら、動物たちを頼む」って、ティナにトランクを預ける。すなわち死ぬかもしれないって、わかってるんだよね。そんなところに、真っ先に飛び込んでいける。怖いもの知らずなのか、学者としての探究心なのか、勇敢なのか。

 

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冴えない感じのハッフルパフ生でも(セドリック・ディゴリーに謝れ)、それなりに(ドラゴン倒したり)死線をくぐってきたのでしょう。ハリーポッターほどではなくとも。あどけない澄んだ瞳で、姿くらまし合戦や、バシバシ魔法を繰り出す様が、もうキュンどころではない。しかもなんか結構荒っぽい。ギャップを制するものは女心を制するのです。

 

次回作、待てない。

次回作公開日、2018年11月予定。9年かけて5部作って。ガラスの仮面かよ。完結するまでに死んだらどうする。

 

ばら撒きまくった伏線を早く回収してくれ。待てない。気になる。早くニュートに会いたい。

 

次回作、ニュートの旅路の途中で日本に立ち寄ってくれたら許します。アディオス。

 

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