66個の金魚の水槽

好きな音楽と映画と場所のことをダラっと書いています。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

 

21日連続の雨があけて、ようやく射してきた夏の日差しだけど世間さまはもう夏の終わりだとか言っている。

 

な〜つのお〜わ〜り〜

な〜つのお〜わ〜り〜いには

ただあなたに会いたくの〜るの

いつかと同じ風ふ〜きぬけ〜るか〜ら〜

 

つってな。8月が一番好きなので、勝手に終わらせないでください。

 

夏が足りないので夏映画観てきました。

 

華やぐ浴衣、

涼やかに揺れる水面、

真っ白なワンピースに、

高い空と入道雲。

 

 

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

2017年夏、シャフト制作、新房監督によるアニメーション化。

 

 

(とても念のためですが、「君の名は。」オチ?に軽く触れてます。)

 


「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3

 

 

 

夏の逃げ水のような映画

 

サマータイムマシン・ブルース

時をかける少女

君の名は。

 

夏になると、きまってボーイズ&ガールズがタイムスリップする。

 

いや夏以外もあるとか言われても、サクラダリセットも、miwaのやつも、江ノ島プリズムもみてないので知りません。

やっぱりタイムスリップするなら夏がいい。少なくとも私は、夏のこの手の映画なら多少話が破綻していても「夏だからね」で済まします。

 

夏にしかおきないとっておきの蜃気楼。違う温度の中に映った屈折した世界。夏は簡単に時間がひずむ。

 

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以前誰かが、「夏は、過去と未来が近づくよね」と言っていて、たしか何かの受け売りだったんだけど、「あぁ、わかるかも」と思った。

 

小さい頃、というか、学生の間、夏は自由な時間が無限にあった。その時間をどう使うべきなのか、どう使ったらよかったのか、期待し後悔した季節だったのかもしれない。 

 

 

夏の描き方について

 

ドラマ版はくすんだノスタルジック感があったけど、ドラマ版よりも小綺麗に清涼感溢れていた。

 

典道の実家の釣り道具屋や、祐介のお父さんのパターゴルフはそっくりそのままドラマ版から描かれている。

一方で、円形の教室や螺旋改題、プールなんか空に浮かんでいるようでまるで異空間。

この違和感が、あざといと言えばそれまでなのだけど、結構嫌いではなかった。

 

鮮やかにカラーコーディネートされた夏の描写にForever Friendsが流れるシーンは問答無用でよい。

 

 

でもやっぱり小学生設定がよかった

 

巷じゃ結構散々言われてるけど、目を瞑れないレベルなのは小学生設定から中学生設定に変わったところくらしかしら。

 

小6と中1って、見えてる世界がまるで違っているはず。例えば27歳の役柄を女優に合わせて24歳設定にするのとは訳が違うと思う。

 

あの年頃の1年は馬鹿にできない。ひと夏越えただけで顔つきが変わる。のに、設定だけ中学生に背伸びして、ストーリーとキャラは原作のままなので、ちょっと幼稚な印象は拭えない。

男の友情持ち出して好きな子から逃げてしまうのとか、小学生なら理解できるのだけど、中学あがったならもう少し違ったアクションほしい。

 

その辺の物語を根幹のところはちょっと残念だったかなぁ。

 

でも映像は綺麗で印象的なので、それ目当てなら。日差しと水の描き方が美しい映画はそれだけで価値があると思います。

 

あ、あと主題歌もいいよね〜

 

 

では〜〜

 

 

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