66個の金魚の水槽

好きな音楽と映画と場所のことをダラっと書いています。

PATHFINDER 仙台2days

2017-12-9

2017-12-10

 

BUMP OF CHICKEN TOUR PATHFINDER

in 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ

 

 

ハッピーバレンタイン。

ド忘れしていていたPATHFINDER仙台の感想が眠っていたの思い出したので、今さらですが載っけます。他にもいくつか、けっこう?今回のツアーは行ってるのですがどこへやら。さいたまは今のところ言葉に...できない...ラーラーラーララーラ。

 

 

ということで、去年になりますが、PATHFINDER仙台公演にいってきました。

ここから去年書いてたやつ。

ざっくり感想ですが2日分。

 

 

前回BUMP OF CHICKENで仙台にきたのは6年前の同じクリスマス前の冬。いまはなくなってしまったZepp仙台でのライブ。ついこの間、という感じはさすがにしないのだけど、もうそんなに前のことかとちょっと驚いた。

とくに憶えているのは、やっぱり12月のGOOD GLIDERツアーでだけ聴くことのできたMerry Christmasでしょうか。

 

 

moemxx.hatenablog.com

 

 

光のページェントいったなぁ~~!

ネタバレます。

 

 

1日目

 

セキスイハイムスーパーアリーナ。未開の地と名高い会場なので、覚悟していったのですが、シャトルバス使ったらむしろ楽チン楽チン。行きも帰りも大して並ばなくて、回転もよかった。マイカー組は駐車場大渋滞で、終演後出るまで大変だったみたいだけども。 おつかれさまです。

 

 

1日目はA-3ブロック、完璧なポジショニングおばさんはサブステージ(出島)の真横へ。メインステージもよく見える。しばし待って開演。

 

 

メンバーがステージに登場。藤原さんのギターを掲げるのがいつもより勢いがいい。PATHFINDERでの初雪、といっても朝方にチラついただけだと思うけど、なにぶん寒い。藤原さん、増川さんは上に上着を羽織っている。冬だ。始まった時は夏だったのにね。

 

 

 

さて、おなじみ"GO"からのライブスタート。

「こんばんは、"BUMP OF CHICKEN"です!会いたかったぞ仙台!!!」と第一声。

 

 

続く"天体観測"は「今というほうき星」のフレーズから始まる。何か間違ったのか、一瞬演奏がとまるものの、そのままゴリ押しで演奏が続いた。

普段だと演奏がとまったりミスをしたりしたときって、藤原さんがテヘペロ的なご愛嬌を挟んだり、あとから「ミスっちゃった」みたいなフォローMC入れたりが多い気がしているのだけど、今回はそれがなくてそのまま演奏続けたのがとても格好よくみえた。

 

 

"ray"ではメンバーがサブステージへ。この曲はいつもチャマのキラッキラの笑顔が印象的。最後の"生きるのは最高だ"のフレーズを、客席に歌わせるようになっていた。藤原さんの"生きるのは最高だ"も聴きたいので、また歌ってね。

 

 

客(男):\結婚してーーーー!!/

 

藤原さん:男の声で「結婚して」って聞こえましたね...。

残念ながら君とは結婚できないけど、ラブソングをおくります。

 

 

そんな藤原さんの言葉から間髪入れずにほんの少しのアルペジオ、そして歌が始まる。"とっておきの唄"。この日一番の歓声だったように思う。ウケ狙いの呼びかけはあまり好まないけど、藤原さんの圧倒的機転と包容力を目の当たりにした。のぼせ上がりそうなくらいの素朴なラブソング。歌声は強く大人っぽくなったけど、一つ一つ丁寧に拾い愛でるあたたかさは全く変わっていない。

 

 

藤原さんがサブステージに出てきて"記念撮影"。バスドラに心臓の音が重なる。耳に手を当てて、客席の声を求める。感情に乗せてよくジェスチャーをいれる。あまりに澄んだ綺麗な歌声で、伸ばされた手を掴んでしまいそうになる。届きっこないのに、とても近い。

 

 

すけこましナンバーの"You were here"

2番からマイクをとって上手へ。2、3歩くらい先の目の前に藤原さん。真っ直ぐ私方向正確無比の角度と距離。ムリだ心臓がもたない。世界一かっこいい。スマン、皆さん、私ばかり見つめられてスマン。今日は許してくれ。半径1m前後左右の方全員そう思っているでしょう。えぇ、えぇ。

”すべて超えて会いに来るよ”

 

 

メインステージで"Butterfly"。よくライブに映える曲だ。だけど初め聴いたときは、こんなに煌びやかな曲ではなかった。というより、まだ煌びやかさが似合う曲になっていなかったのかな。

 

「明日生まれ変わったって 結局は自分の生まれ変わり」

 

個人的な話だけど、最近大きく環境が変わった。この日は、この歌の言葉が、決断できた数ヶ月前の自分を褒めてあげる賛辞に聞こえた。たった1mm見る角度を変えただけで、万華鏡のようにガラッと景色が変わる。

この曲も、誰かが観た景色の欠片を、いつの間にかいくつもいくつも纏っている。メンバーはもちろん、リスナーのも含めて。だからかな、本当にライブで見る度色んな思いが反射して、照明に負けないくらい、眩しい曲になった。

 

さて、一気にアンコールの話になるのだけど、この曲を聴きたくて、急遽チケットとって仙台に来た。"Merry Christmas"

ワンフレーズ歌うと突然演奏をストップする藤原さん。そこからしばし語り。

 

藤原さん:昨日さ、ほんの少しだけど光のページェントいってきたよ。

前回仙台にきたのが3年間だっけ?3年前もライブで「ページェントしてきた」って話をしてたんだけど。

チャマ:藤くん、藤くん、3年前は春だから違う。それ6年前。

藤原さん:6年前か!6年前の思い出も捨てたものじゃないですね。

そのときもメンバーで光のページェントを見に行って、スケートリンクとかあってね。

昨日も夜、どうしも見に行きたいって無理言って連れてってもらってね。ほんの少ししかいなかったよな。

チャマ:3分くらいでしたね。

藤くん:まだこの4人がいたからいいけど、一人だったら俺「うぇっ、うぇっ...」って泣いてたと思う。この曲も、できたときはスタジオで一人でかいててさ、しばらくまたライブで演る機会がなかったんだけど、今日こうやってまた皆の前に連れてくることができた。この曲も喜んでると思います。Merry Christmasっていう曲です。聴いてください。

 

このライブにくる新幹線の中で思い出していた6年前の同じ季節のライブの記憶を、メンバーもステージに連れてきてくれた。いつの間にかお揃いの記憶がたくさんある。仕切り直してあの日と同じ大好きな曲がはじまった。嬉しくって顔がほころんだ。

 

以前聴いたときは、赤と緑の控えめな照明がチラチラと可愛かったのを覚えているけど、今回はバックにイルミネーションの並木の映像が映っていてこれも綺麗だった。

ラストは藤原さんがまたサブステージにきて会場とメリークリスマスのコーラス。藤原さんと客席の歌声で繋がれた会場は、あまりに繊細に儚く広がった。

 

 

 

2日目

 

同じツアーに何度も足を運ぶことに賛否両論があるのは分かっていて、その上で決めていることがあって、他のライブと比べて評価しないこと。難しいことは造詣が深くて視野の広い人たちに任せて、大袈裟な感動屋は、毎回、間抜けヅラで飽きもせず感動だけしていたい。

それでもどうしても心に特別刻まれてしまう瞬間がいくつかある。仙台2日目、この日はそんな瞬間が目一杯詰め込まれたライブだった。

 

サブステージ正面B2ブロック。昨日のAブロックサブステ真横ほどド近くはないけど、真正面にステージを捉えられる良い位置。

 

 

1曲目"GO"の間奏での藤原さんの最初の挨拶。

"宮城!!おまえに会いにきたんだ!!!!"と溢れる熱さ。いつもBUMP OF CHICKENのライブはスロースターターな私も、熱い声にうまく乗せられてしまった。

 

この日はメロディを変えて歌っていたところが多かった。いつもと違うところでは、

宝石になった日の、「答えがなくても名前を呼んだよ」「空気を撫でたよ」。

虹を待つ人の「皆同じ雨の下」(これはどこかでも聴いた気がする)。

 

そんでもって歌詞替えも多かった。

お馴染み"花の名"では、

 

"瞼を閉じて 耳を塞いで

君に会いに来た歌がある ここにも"

 

"あなただけに会いに来た僕らがいる"

 

 

"分別奮闘記"では、「何てこともない!」を喋るように歌っていて、最後のコーラスは

 

藤原さん:セキスイハイムっ?

\スーパーアリーナ!!/

藤原さん:スーパーアリーナ?

セキスイハイム!!/

 

の掛け合い。あまり目立つような曲ではないけど、今回のツアーで久しぶりにセットリスト入りして、ちょっとずつこの曲も変わってきたんだなと実感した。一層愉快で愛らしい曲になった。

 

本編最後のリボンでは「終わっちゃうなぁ。終わっちゃうなぁ…。」とこぼしていた藤原さんが印象的。「今君のそばにいるから迷子じゃないんだ」と歌詞変え。

 

 

フロアのグダグダセキスイハイムコールの中、アンコールで登場してくれたメンバー。

MCでは、「藤原さんから始まる!セキスイハイムスーパーアリーナゲーム!」を藤原さんと客席でやったり、藤原さんがセキスイハイムの曲を即興で歌ったりと、やけに大盛り上がり。

 

セキスイハイムの歌、リアル隠しトラックのようなクオリティで、またぜひどこかで聴けたらいいのだけど。ありえないけど。「うれしいたのしい父さん母さんあったかさん♪」みたいな歌詞。

 

 

そこから半ば無理やり雰囲気を変えて、アンコールはあの曲です。何度でも聴きたい。

"Merry Christmas"

 

藤原さん:あのね、昨日光のページェントにいったんだ。昨日じゃないか一昨日だ。本当に2、3分だったんだけどさ、車でぶーんって連れて行ってもらって。すげぇ綺麗でさ、俺ら4人でいたんだけど、今日会う皆と見れたらいいのになって思っていました。そういう気持ちを歌った曲です。聴いてください。Merry Christmas。

 

世界一好きなクリスマスソング。ささやかな優しさに溢れた曲。もともと季節感のある曲やミドルテンポの曲を好きになりがちだけど、さらにこの曲を群を抜いて好きな理由は、憧れもある気がする。この曲の見ている穏やかな風景に憧れる。

冒頭の藤原さんソロ部分が終わったあと、他の楽器たちがクルクル加わってくるのがとても愛らしくて大好き。

 

 

 

アンコールを締めるのは"ガラスのブルース"。勢いのあるギターの音と赤と白の照明でこの曲が始まると、いまだに一番胸が踊る。メンバーはまたサブステージまで出てくる。目の前に並ぶメンバーが立体的に浮かび上がる。

 

"分けられない痛みを抱いて

過去に出来ない記憶を抱いて

でも心は無くならないで 君は今を生きてる"

 

"あぁ君はいつも力強く生きてきたよ"

 

いつかのラジオで歌った言葉だ。

アウトロでは「聞こえてるか?聞こえてるか?!」と大声を放った。

 

これまでのライブで、忘れられないガラスのブルースがいくつかある。この日のガラスのブルースも紛れもなくそのひとつになると、演奏中に確信した。ガラスのブルースを演奏しているBUMP OF CHICKENが大好きだと思った。この曲を目の前で聴けることがどれだけ幸せかと思った。

 

 

最後に藤原さんの言葉。

 

 

色んな感情があるからさ、ひとつひとつ言うね。

まず、皆に会えてよかった。

当たり前だけど、本当に、強く強く、そう思います。

昨日も話したんだけど、少し前に新曲がかけました。新曲ができてはじめてのライブっていうのはちょっと特別で、いやどのライブも全力でやってるけど、なんというか、今日も10曲だか20曲だか分からないけど曲やったでしょ?その度皆が、拍手をくれたり、声をあげてくれたり、歌ってくれたりして、この曲たちは君たちに聴いてもらえて本当に幸せだなと思うんです。

東京でひとりで書いてた新曲も、いつか、今日は無理だけど、いつか皆の前で演奏してあげられる日がくるんだなと想像するんです。その曲ができて最初のライブは、今日、ここ仙台でのライブでした。 

俺らが初めて仙台にきたのは、もう10年以上前のことですけど、そのときはもっと小さいところでライブをしていて、今は大きいところでも演らせてもらえるうようになって。でも俺らにとっては会場の大きさは関係なくて、100人だろうが1000人だろうが10000人だろうが、全部1対1だと思ってるし、100×1、10000×4とかじゃなくて、1対1が百通り、千通り、一万通りかだけの違いだと思ってる。

だけど、俺目悪いじゃん?「後ろまで見えてるぞー!」とか言って、見えてたり見えてなかったりするんだけど、だいたい心の目を開眼していて。しかもさ、こんなふうにライトで照らされるでしょ?もう、ずっと太陽拳みたいなもんでさ、だからほどんど見えてなかったりもするんだけど、あ!いや照明さんにはとっても感謝しているんですよ?ものの例えですよ?俺なんか照らしてもらわなかったら雑巾みたいなもんだし。

でもそうやって照らされてる中でも、近くからも遠くからも皆が盛り上がってくれてるのが見えてさ、見えてる気がしてさ、近くらも遠くからも皆の声が聴こえてさ、こういう気持ちは大きいところでやるようになってから知ることができました。

ミュージシャンならみんながみんなこの気持ちを味わえるわけじゃないと思うんだよね。続けることができなくなってしまったミュージシャンだっているだろうし、こうやって大きいステージに立ったって、味わえないミュージシャンもいるだろうし。僕がそれを知れたのは、君たちみたいな、皆が、こうやってライブにきてくれたからなんだよね。

俺、ずっとミュージシャン続けていくと思うんだよね。世の中に絶対はないから分かんねぇけど、でもそんな気がしてるんだ。絶対音楽続けるからさ。それで宮城にもまたくるからさ。そのとき、今ここにいる皆に同じように俺らの音楽が側にあるかどうかは分からないけどさ、忘れないで欲しいんだよね。

ツアーを追うごとに話が長くなってるね笑 それだけ終わりたくないんだよね。だからこうやってまとまりのない話もしてますけど。ん?続けて?いやそれはさ、君たちは許してくれるかもしれないけど、色んな人に止められるからさ笑

まぁあれだ、今日も汗とかかいて皆濡れたりしたろ?着替えとかあるやつは着替えてさ、ないやつは乾かしてさ、そんで、帰れ。で、風呂とか入って、湯冷めしないうちに寝ろ。じゃあね、おやすみ、またね。

 

 

 

この場所で、ステージの上で、「絶対」の未来を約束することがどれだけのことか、どれだけの思いなのか、私には計り知れない。だけど、最も脆い言葉で語られたいつかの話は、最も信じたいこれからの話だった。

 

仙台、とても良いライブでした。

ありがとう!

 

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